2020年の目標をSMARTに見直す

新年に立てた目標をリアルに達成するための自分用メモ。

SMARTとは

 1981年、ジョージ・T・ドランが提唱したタスク設定のためのフレームワークで、目標設定を、明確でアクションを起こしやすいタスクに落とし込むためのもの。

 各頭文字にどの単語を当てはめるかは色々なバリエーションがあるようだが、総じて複数人での目標設定に適しているように思う。
例えば、上司が部下の立てた目標をストレッチしたり、チーム全体で合意できる目標を設定して、その達成具合を客観的に評価するようなイメージ。

 だが個人が自身のために設定する目標は、おのずと達成可能性が高く、また方向性がぶれることも少ないはず。
そのため今回は、下記の解釈を採用する。

Strech(背伸びする)

 簡単に達成できることや、逆に到底実現できないような目標だとモチベーションが沸かないため、ちょうどよい難易度を設定する。
難易度が適正だったかどうかは、達成度合いを振り返ることで明らかになるはず。
※他には、Specific(具体的)、Simple(簡単・手軽)などがある

Measurable(測定可能)

 達成できた度合いを客観的・定量的に把握するため。この観点がないと「頑張った・努力した」程度の精神論で終わってしまう。とはいえ定量化しづらい目標もあるので、点数化して管理してみる(後述)。

Accomplish(達成可能)

 「達成可能」には、他にもAchievable,Attainableがあるが、Strechと違いを持たせるため、「粛々と進める」感のあるこちらを選択。
※Actionable(アクションをとれる), Agree on(同意)などもある。今回は個人目標だが、チームの目標を決める際には同意も重要か

Relevant(関連する)

 仕事用の目標であれば、経営理念やグループ目標との関連性・整合性を意識する必要があるが、個人目標なので目標達成に関連する行動を日々の行動に落とし込めるように工夫する。
※他にはRealistic(現実的),Reasonable(妥当、適正、合理的),Result-based(結果ベース)など

Time-Based(期限がある)

 これは分かりやすい。期限がないと結局実行に移さないもの。
ただ、パーキンソンの法則(仕事量は、期限を使い果たすまで膨張する)を考えると、あまり余裕を持った期限を設定するのも好ましくない。背伸び加減とのバランスが大事。

実際の目標設定(測定しやすいものを列挙)

資格関連

・情報処理技術者試験(春・秋どちらかの高度試験合格)
・TOEIC(初受験のため目標スコアはなし。英語力の定量化が目標)
・中小企業診断士(一次試験合格)
・技術士(一次試験合格)

経済面

・固定費削減(2万円/月)
・つみたてNISAを始める

その他

・減量(1Kg/月のペースで10Kg減)
・ロードバイクメンテナンス(パンク修理・輪行を自力でできるようになる)
・富士ヒルクライム90分切り
・読書(7冊/月)
・タイピング(かな入力で200WPM)

測定しづらい目標の定量化

目標に繋がる日々のタスクに主観で点数を設定し、達成度合いを可視化してみる。一日100点、一週間の合計で1000点が目標。

資格関連

・過去問(情報処理午前Ⅱ)…隙間時間に解いたら5点。問題数にはこだわらない
・過去問(情報処理午後Ⅰ)…大問1につき20点
・過去問(情報処理午後Ⅱ・論文)…大問1につき100点
・英語物語100問解く(5点)※TOEIC対策
※その他の資格については、春の情報処理受験後に改めて設定

経済面

・支出を記録(1日分10点)※さぼりがちなので高得点
・昼食代(400円以内は5点、それ以上は-5点)※休日の自炊は10点、外食は0点
・夕飯(自炊で15点、1000円以内のお惣菜や弁当で5点、それ以上の金額、外食は0点)
固定費については定期的に見直し、随時改善する。

その他

・朝活(朝5時の目覚ましが鳴る前に起きられたら、1hごとに5点。目覚ましで起きたら0点、寝坊は-10点)
・昼寝(30分以内で5点、それ以上だと0点)※体感として、昼寝をした方が明らかにパフォーマンスがよいため、あえて得点化して生活リズムに組み込む。
・自宅での筋トレ(10点)
・ジムでの筋トレ(40点)
・ローラー(30分ごとに10点)
・休肝日(飲まなかった日は10点、飲んだ日は0点、ジャンクなおつまみ摂取で-10点)
・ブログ(テーマを決めたら5点、下書き完成で15点、アップロードで30点)
・twitter(ツイートしたら5点)※業務時間外に限る。1日5点が上限
・e-typing(練習したら5点)

 例として、本日3/1の場合95点となる。とりあえずこの点数配分でやってみよう。
・寝坊(-10)
・e-typing(+5)
・英語物語(+5)
・昼食自炊(+10)、夕飯自炊(+15)
・ローラー90分(+30)
・ポテチで宅飲み(-10)
・ブログ下書き完成・アップロード(+45)
・twitter(+5)

この投稿のINPUT

ビジュアルビジネス・フレームワーク/堀公俊
(ISBN978-4-532-11927-0)
ライフハック大全/堀正岳
(ISBN978-4-04-602154-0)

以上。

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